Model 82 Sequencing Mono Synth
クラブ・キッズを魅了したテクノ・シンセ
Softubeは、長年に渡りTube-Tech、Solid State Logic、Chandler Limited®、Weiss Engineering、Tridentなどのプロ向けオーディオ・ブランドとコラボレートしモデリングを続けてきました。
Softubeでは、ハードウェアの銘品をソフトウェア化する実績が確立されており、こうした実績にはModular、Model 72 Synthesizer System、Model 84 Polyphonic Synthesizerなどのシンセサイザー・プラグインも含まれます。
Model 82はこのレガシーの上に築かれており、これまで通りの厳密な基準とスキルを活かし、正確なテストとこれまでの経験によるチューンを施しました。その成果として、ハードウェア同等のクオリティを実現しているのです。

Softubeクオリティのエミュレーション
Softubeの他の製品と同様に、Model 82 Sequencing Mono Synthも緻密なモデリングにエネルギーが注ぎ込まれています。オリジナル・ハードウェアはエレクトロニック・ミュージックのサウンドと称賛され、この象徴的なリード、ベース、アルペジオ・サウンドがプラグインの形で具現化されており、様々な回路と相互作用までもがモデリングされ、独特なドライのモノ・サウンドもオリジナルのまま保たれています。
テクノを象徴するシーケンサーとアルペジエーター
オリジナル・ハードウェアによって1980年代後期から1990年代初期のテクノ・ミュージックは隆盛しました。その大きな理由はシーケンサーとアルペジエーターにあります。ミュージシャン達は鍵盤から手を離し、オシレーターやフィルターなどのコントロール類を駆使するというスタイルが確立しました。Model 82は、これと同じパフォーマンスをDAWに最適化した形で提供(キーボーディストとしてのトレーニングは必要ありません)し、シーケンスを内部クロックやLFOに基づいて実行したり、DAWと同期(1/4、1/8、1/16、1/32拍)も可能です。
ソフトウェアならではの追加機能と操作性の最適化
高精度のエミュレーションに加え、現代的な機能を追加するのがSoftubeクオリティです。オリジナルのワークフローはそのままに、ラベリングとレイアウトを最適化して、求めるサウンドを素早く見つけられるようにしています。また、Model 82には新しいドライブ・ノブも追加されています。このノブを使用すれば全盛期に行われていた様に入力レベルを上げることができ、しかも当時よりも操作は簡単です。そして新しいダブリング・ノブによって、Model 82は現代のステレオ制作でも活躍します。ただし、Model 82サウンドの本質が変わることはありません。
収録内容
Model 82 Sequencing Mono Synth

Modular対応

Model 82は、Softubeのモジュラー・プラットフォームであるModular用モジュールを5種(VCF-VCA、LFO、VCO、ENV、FX)収録!このテクノ・シンセをEurorackシステムに追加できるようになったのです。モジュラー・シンセとして個々のコンポーネントを組み合わせて複数のパッチ作成(あるいは1つの大規模なシンセ・パッチ)や、テクノ・ミュージックを定義付けた本格的なサウンドを作り出せます。これらは、ハードウェアでもソフトウェアでも不可能だったことであり、新たな創造性とインスピレーションを与えます。
主な特徴
1982年製テクノ・シンセのサウンドからフィーリングまでを忠実にプラグイン化
80年代後期から90年代初期のテクノ・ミュージックを定義付けたシーケンサーとアルペジエーターを搭載
2バージョンを収録:Model 82インストゥルメント、モジュラー・プラットフォームSoftube Modular用Model 82モジュール5種(VCF-VCA、LFO、VCO、ENV、FX)
ユーザー・インターフェースをシルバー、ブルー、レッドの3色から切替可能
ステレオ・ダブリングやドライブなどの現代的な機能も追加
サイド・パネルにVCFとVCA用のアフタータッチ・コントロールも搭載
オリジナル・レイアウトをベースにさらに最適化
プラグイン・システム必要環境
Softubeプラグイン・システム必要環境はこちらをご覧ください。