Overstayer M-A-S
Overstayer M-A-Sハーモニック・シェイパー・プロセッサーをプラグイン化
製品概要
シェープ、スカルプト&サチュレートをHiFiで
Overstayer創業者ジェフ・トゥルゾ氏とのパートナーシップの元、ハーモニック・シェイパー・プロセッサーM-A-Sを世界初のネイティブ・プラグイン化!エネルギッシュかつ統一性のあるミックスをクリエイトするDualモードと2NDモードを搭載し、エンファシスはClassic M-A-S/Low Bandwidth/Low Presence/High Presence/Bass Distortion/Treble Distortionによる6種類へ拡張、ハイパス/ローパス・フィルターと4バンドのエンファシスEQを統合した拡張ユニットM-A-S Extendedに加えて、Amp RoomとModular用モジュールも収録。HiFiサチュレーションからハードなディストーション/ファイナライザーとして利用できるマルチなハーモニック・シェイパーをDAWに。
特徴

プラグインだけの6種類のエンファシス

アナログ・ユニットの精密なレプリカとしてのOverstayer M-A-Sは、大型コンソールと互角の素晴らしいハーモニクスを生み出すだけでなく、非常に多用途であり活力をもたらすサウンドです。ハードウェアではエンファシスは1種類ですが、プラグイン・バージョンでは6種類に増えています。「Classic M-A-S」と命名されたオリジナルのエンファシスは、基本周波数をクリーンに保ち中域から高域にわたって作用します。「Low Bandwidth」は高周波帯と低周波帯に作用し、中域には作用しません。「Low Presence」はボーカルの周波数である高めの中域に作用して音を鮮明にします。「High Presence」もボーカルの周波数を対象としますが、こちらは低めの高域に作用して輝きと空気感を加えます。「Bass Distortion」は高域はそのままに低域を薄くしてトランスフォーマー風のサウンドにします。「Treble Distortion」はサウンドの角を取りほぼテープに近い質に仕上げます。
もう1つのM-A-S、それがExtended

タイプ分けされたエンファシスは、それぞれにふさわしい時と場所が想定されているため使い易さは明らかです。とは言え、たまにはハーモニック・シェイピングの深淵を覗き込んでみたいものです。そこでM-A-S Extendedの登場です。タイプ分けされたエンファシスはなく、代わりにレゾナント・ハイパス/ローパス・フィルターと、非常に柔軟な4バンドのエンファシスEQが用意されています。これによってエンファシスに新たなコマンドを送り、全く新しいディストーション・サウンドをクリエイト可能です。
Dualと2NDの選択肢

エネルギッシュかつ統一性のあるミックスをクリエイトするために、M-A-SとM-A-S Extendedのどちらにも「Dual」モードと「2ND」モードが用意されています。「Dual」では、信号パスに別の段が直列接続されます。これによって2つの段で負荷が分散され、複雑さと活力を備えた迫力のあるハーモニクスが生まれます。これはディストーション/サチュレーション段の後でボーカルがぼやけてしまった場合に最適です。「2ND」では回路をより強い第2倍音の成分に対して応答させ、明るく活力のあるディストーション・サウンドを作成します。
本物のトーンをAmp RoomやModularで活用

M-A-SプラグインとM-A-S Extendedプラグインに加え、Amp Room用モジュールとModular用モジュールも収録しています。Amp Roomでは、M-A-Sモジュールをギター・アンプ前段のブースト・ペダルとして使用したり、ミックス内でのギター・トラックの据わりを良くするファイナライザーとしても利用できます。M-A-S for Amp Roomでパフォーマンスすれば、少し押し返されるようなアンプに近い感覚が得られます。プリの最終段としてM-A-S for Modularを使用すれば、シンセ・セクションを厚くすることができます。Amp RoomやModularでの制作プロセスにM-A-Sのハイファイ・サチュレーションを組み込めば、催眠術をかけたかのような夢見心地のシンセ、ギター、ベース・サウンドが生まれます。
Softube + Overstayerによる世界初のプラグイン化

以前からOverstayer社のファンであったSoftubeは、コラボレーションを提案したところ、創設者であり設計者でもあるジェフ・トゥルゾ氏もコラボレーションを望んでくれていることを知りスタートしたのです。Overstayer M-A-SおよびM-A-S Extendedプラグインのデザインもサポートしてもらい、ユーザー・インターフェイスからチューニングに至るまで、ほぼ全てが共同作業だったのです。クリエイティブでクール、そして奇想天外なアイデアに満ちた彼は、Softubeの掲げる「ロックな科学」に通じるものがあります。M-A-Sプラグインおよびモジュールを通じて、Overstayer社初の公認ソフトウェアをリリースすることができ、Softubeはこの上なく光栄です。
M-A-S

M-A-S Extended

Amp Room対応

Modular対応

主な特徴
M-A-Sハードウェアを精密にモデリングしプラグイン化
ジェフ・トゥルゾ氏およびOverstayer社とのコラボレーションにより実現した世界初の公認プラグイン
4種類のバージョンを収録:M-A-Sネイティブ・プラグイン、M-A-S Extendedネイティブ・プラグイン、Softubeのギター&ベース・プラットフォームAmp Room用モジュール、Softubeのモジュラー・プラットフォームModular用モジュール
入力ステージにレベル自動補正機能(Auto GainとTo Dry)を追加
エネルギーと統一感が増すDualモードと2NDモード
M-A-Sプラグインではエンファシスが5種類追加され合計6種類に
M-A-S Extendedには、4バンドの非常に柔軟なパラメトリック・エンファシスEQ(2x Shelf、2x Bell)と12 dB/オクターブのレゾナント・ハイパス/ローパス・フィルターを搭載
コンプレッションのタイミングによるアーチファクトを発生させずに聴覚上の音量が上がるので、コンプレッションやリミッティングが不要に
プラグイン・システム必要環境
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